ゼネテックが急反落、第1四半期はオートモーティブ分野の受注減で営業赤字
ゼネテック<4492>が急反落している。5日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高9億3300万円、営業損益4000万円の赤字、最終損益2700万円の赤字と営業損益段階から赤字で着地したことが嫌気されている。
システム受託開発事業で主力のオートモーティブ分野の開発案件の受注が減少したことに加えて、緊急事態宣言発令に伴う外出自粛要請の影響を受け、エンジニアリングソリューション事業の営業活動が停滞し、ライセンスの新規・増設販売が低迷したことなどが響いた。
同時に、従来未定としていた21年3月期連結業績予想について、売上高45億9000万円(前期比2.8%減)、営業利益1億円(同70.2%減)、最終利益7000万円(同67.1%減)を見込む。年間配当は前期比4円50銭増の8円を予定している。
株探ニュース