スピーが急反発、ステーブルコインのクロスボーダー送金基盤構築プロジェクト開始を材料視
Speee<4499>が急反発している。5日、子会社のDatachainなどが、ステーブルコインのクロスボーダー送金基盤の構築に向けた共同プロジェクトを開始したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。メガバンクなどが出資するProgmat(東京都千代田区)とDatachainが連携して基盤の構築に取り組む。2025年の商用化に向け、速やかにプロトタイプを用いた実証実験を開始する方針という。
5日付の日本経済新聞朝刊は1面トップで、「三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)など3メガ銀行は、銀行間の国際的な決済インフラやブロックチェーン技術を使って瞬時に国際送金する仕組みをつくる」と報道。他の邦銀や欧米の大手行など10以上の主要金融機関と今秋にも実用化に向けた実証実験を始めるとしている。記事のなかでは、ProgmatやDatachainなどと送金の仕組みを構築し、銀行間で利用可能なステーブルコインを発行すると伝えている。
株探ニュース