住友ファーマ大幅安、新薬開発縮小の方針と伝わる
住友ファーマ<4506>が大幅安。日本経済新聞電子版が1日、「住友ファーマは1日に開いたオンライン経営説明会で、新規の医薬品開発を大幅に縮小する方針を示した」と伝えた。25年3月期の研究開発費を前期比45%減の500億円にするという。報道を手掛かりに売りが強まったようだ。
同社は4月30日、前24年3月期連結業績予想について最終損益を1410億円の赤字から3150億円の赤字(前の期745億1200万円の赤字)へ下方修正すると発表した。医薬品の特許権の減損損失などが大きく響いた格好だ。あわせて25年3月期の見通しを明らかにし、研究開発費を500億円(前期910億円)とすることを示している。
株探ニュース