仁丹は後場急伸、24年3月期通期の連結業績予想と期末一括配当計画を上方修正
森下仁丹<4524>が後場に入って急伸している。同社はきょう午後1時ごろ、24年3月期通期の連結業績予想と配当計画の修正を発表。営業利益の見通しを従来の5億円から9億5000万円(前期比67.0%増)に引き上げたほか、期末一括配当を従来計画比7円50銭増額の50円(前期は40円)とする方針を示したことが好感されているようだ。
売上高予想も115億円から120億円(同5.6%増)に上方修正した。インバウンド需要が高い製品を中心に売り上げが復調していることや、カプセル受託事業でも主にフレーバーカプセルを中心に堅調に推移していることが主な要因。また、利益面では価格高騰による売上原価の上昇が想定以下で推移していることや、効率的な販売促進活動に努めていることが寄与するとしている。
株探ニュース