キッセイが大幅続伸、4~6月期経常益の上期計画超過を材料視
キッセイ薬品工業<4547>が大幅続伸した。31日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比18.6%増の193億1300万円、経常利益が同3.4倍の27億1200万円だった。経常利益は中間期の計画(15億円)を上回っており、材料視された。
医薬品事業は、昨年度に発売した潰瘍性大腸炎治療薬「カログラ錠」などが伸長。輸出売上高や国内販売提携先供給額も増加した。利益面では増収効果に加えて、研究開発費を中心とした販売費及び一般管理費の減少も寄与した。営業外収益として有価証券評価益、特別利益として投資有価証券売却益を計上した。
株探ニュース