<注目銘柄>=キッセイ、過活動膀胱治療薬など伸びる
キッセイ薬品工業<4547>は7月30日、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比32.2%増の21億5800万円となり、上半期計画の15億円を超過した。
過活動膀胱治療薬「ベオーバ錠」、潰瘍性大腸炎治療薬「カログラ錠」、顕微鏡的多発血管炎・多発血管炎性肉芽腫症治療薬「タブネオスカプセル」、慢性特発性血小板減少性紫斑病治療薬「タバリス錠」、透析患者におけるそう痒症治療薬「コルスバ静注透析用シリンジ」などの売り上げが伸長した。上半期及び通期業績予想は従来の見通しで据え置いており、保守的といえそうだ。
また、日足チャートで25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが実現していることにも注目。3~5月に上値を抑えられた3700円ラインの突破に期待したい。(参)
株探ニュース