JCRファーマが反発、新薬開発に着手
JCRファーマ<4552>が反発している。午後1時ごろ、独自の血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo」を適用した新薬の開発として、新たにサンフィリッポ症候群A型治療酵素製剤の開発に着手すると発表しており、パイプライン拡充への期待から買いが入っている。
今回、新たに開発に着手するサンフィリッポ症候群A型(ムコ多糖症3A型)はムコ多糖症の一種で、へパラン硫酸が蓄積することにより、中枢神経症状、睡眠障害、肝脾腫、痙攣発作などが起きる疾患。現段階で有効な治療法は無く、新しい治療法の開発が望まれている。同社では開発番号JR-441として開発に取り組む方針で、今後具体的な開発計画の策定を行い、早期の臨床試験開始を目指すとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース