DWTIが急動意、業績上方修正と眼科手術補助剤のカナダでの販売開始を材料視
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>が急動意、寄り付き大口の買い注文を集めカイ気配スタートとなった。株価は今月7日に231円の年初来安値を形成するなど大底圏にあるが、切り返しの初動に入った。同社は三重大学発の創薬ベンチャーで、細胞内の情報伝達物質に着目し眼病治療薬開発に傾注している。11日取引終了後に21年12月期業績予想の上方修正を発表、売上高は従来予想の3億4000万円から4億円(前期比13%増)に増額し、営業損益は5億8000万円の赤字から2億9000万円の赤字(前期は2億6500万円の赤字)に損失幅が縮小する見通しとなった。また同日、カナダで眼科手術補助剤「DW-1002」の販売が開始されたことも併せて発表しており、これが株価を強く刺激している。
株探ニュース