大塚HD、前期最終を43%上方修正・最高益予想を上乗せ
4578大塚ホールディングス【連結】
業績修正PDF
大塚ホールディングス <4578> [東証P] が2月7日大引け後(16:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。24年12月期の連結最終利益を従来予想の2400億円→3430億円(前の期は1216億円)に42.9%上方修正し、増益率が97.3%増→2.8倍に拡大し、従来の11期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1322億円→2352億円(前年同期は190億円)に77.9%増額し、増益率が7.0倍→12倍に拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度において米国子会社における一過性の税務調整の影響により、当期利益が約3,470億円、親会社の...
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度において米国子会社における一過性の税務調整の影響により、当期利益が約3,470億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が約3,430億円と2024年10月31日に公表した業績予想から大幅に上回る見込みのため上方修正いたしました。当連結会計年度において、医療関連事業及びニュートラシューティカルズ関連事業を中心に堅調に推移しています。医療関連事業は、第4次中期経営計画の成長ドライバーとして位置付けた抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」の『コア2』製品に加え、持続性注射剤「エビリファイ メンテナ/エビリファイ アシムトファイ」、V2-受容体拮抗剤「ジンアーク」等が、ニュートラシューティカルズ関連事業は、成長ドライバーとして新たに設定した3つの社会課題別カテゴリーにおいてアジアの「ポカリスエット」や北米の「ネイチャーメイド」が業績を牽引しています。なお、2024 年 12 月期の連結業績実績および2025 年 12 月期の連結業績予想につきましては、2025 年 2 月 14 日の決算発表時にお知らせする予定です。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 24.07-12 | 1,201,070 | 193,721 | 172,805 | 132,205 | 246.2 | 60 | 2024-10-31 |
IFRS |
| 新 24.07-12 | 1,211,070 | 196,721 | 192,805 | 235,205 | 434.4 | 60 | 2025-02-07 |
IFRS |
| 修正率 | +0.8 | +1.5 | +11.6 | +77.9 | +76.5 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2024.12 | 2,310,000 | 320,000 | 315,000 | 240,000 | 446.9 | 120 | 2024-10-31 |
IFRS |
| 新 2024.12 | 2,320,000 | 323,000 | 335,000 | 343,000 | 633.5 | 120 | 2025-02-07 |
IFRS |
| 修正率 | +0.4 | +0.9 | +6.3 | +42.9 | +41.8 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 23.07-12 | 1,071,031 | 8,922 | 3,822 | 19,022 | 35.1 | 60 | 2024-02-14 |
IFRS |
| 予 24.07-12 | 1,211,070 | 196,721 | 192,805 | 235,205 | 434.4 | 60 | 2025-02-07 |
IFRS |
| 前年同期比 | +13.1 | 22倍 | 50倍 | 12倍 | 12倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022.12 | 1,737,998 | 150,323 | 172,954 | 133,906 | 246.8 | 100 | 2023-02-14 |
IFRS |
| 2023.12 | 2,018,568 | 139,612 | 142,655 | 121,616 | 224.1 | 110 | 2024-02-14 |
IFRS |
| 予 2024.12 | 2,320,000 | 323,000 | 335,000 | 343,000 | 633.5 | 120 | 2025-02-07 |
IFRS |
| 前期比 | +14.9 | 2.3倍 | 2.3倍 | 2.8倍 | 2.8倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。