ラクオリア、前期経常を一転黒字に上方修正
4579ラクオリア創薬【連結】
業績修正PDF
ラクオリア創薬 <4579> [JQG] が2月12日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年12月期の連結経常損益を従来予想の0.8億円の赤字→0.2億円の黒字(前の期は10.6億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.2億円の黒字→3.2億円の黒字(前年同期は4.9億円の赤字)に45.8%増額した計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
事業収益につきましては、第4四半期会計期間(2019年10月1日~2019年12月31日)において、新規契...
会社側からの【修正の理由】
事業収益につきましては、第4四半期会計期間(2019年10月1日~2019年12月31日)において、新規契約が翌期以降にずれ込んだものの、ロイヤルティ収入は想定を2割程度上回ったため、53百万円減の1,702百万円となる見込みとなりました。事業費用につきましては、研究用消耗品や外注費の見直しを行ったことにより、関連費用が60百万円減少した他、探索段階で進めている幾つかのプロジェクトの追加試験が翌期にずれ込んだ影響等により、事業費用は122百万円減の1,718百万円、営業利益は68百万円増の△15百万円となる見込みとなりました。その他、第4四半期会計期間において、為替相場の変動により、経常利益は103百万円増の21百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は111百万円増の5百万円となる見込みとなりました。以上の結果、事業収益1,702百万円(前回発表予想値1,756百万円)、営業利益△15百万円(前回発表予想値△84百万円)、経常利益21百万円(前回発表予想値△82百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益5百万円(前回発表予想値△106百万円)に修正いたします。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 19.07-12 | 1,211 | 218 | 225 | 204 | 9.7 | 0 | 2019-09-06 |
連結 |
| 新 19.07-12 | 1,157 | 287 | 328 | 315 | 16.4 | 0 | 2020-02-12 |
連結 |
| 修正率 | -4.5 | +31.7 | +45.8 | +54.4 | +68.2 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.12 | 1,756 | -84 | -82 | -106 | -5.1 | 0 | 2019-09-06 |
連結 |
| 新 2019.12 | 1,702 | -15 | 21 | 5 | 0.3 | 0 | 2020-02-12 |
連結 |
| 修正率 | -3.1 | 赤縮 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 18.07-12 | 299 | -517 | -495 | -508 | -25.0 | 0 | 2019-02-08 |
連結 |
| 予 19.07-12 | 1,157 | 287 | 328 | 315 | 16.4 | 0 | 2020-02-12 |
連結 |
| 前年同期比 | 3.9倍 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.12 | 1,419 | -150 | -80 | -58 | -3.0 | 0 | 2018-02-09 |
連結 |
| 2018.12 | 744 | -1,075 | -1,064 | -1,104 | -54.2 | 0 | 2019-02-08 |
連結 |
| 予 2019.12 | 1,702 | -15 | 21 | 5 | 0.3 | 0 | 2020-02-12 |
連結 |
| 前期比 | 2.3倍 | 赤縮 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。