シンバイオが大幅続伸、悪性リンパ腫患者を対象にブリンシドフォビルの第1b相臨床試験を開始
シンバイオ製薬<4582>が大幅続伸している。この日の寄り前に、再発または難治性のリンパ腫患者(NK/T細胞リンパ腫などの悪性リンパ腫)を対象としたブリンシドフォビル(以下BCV)の国際共同第1b/2相臨床試験を開始したと発表しており、好材料視されている。
同社では、これまでシンガポール国立がんセンターと BCVに関する共同研究を行ってきたが、非臨床試験でBCVのNK/T細胞リンパ腫及びPTCL(末梢性T細胞リンパ腫)などの悪性リンパ腫に対する優れた抗腫瘍活性を確認。今回の試験では、BCVのがん領域において、ヒトPOC(有用性や効果が確認されること)を確立することを目的としているという。なお、同件が24年12月期業績に与える影響はないとしている。
株探ニュース