メドレックスがウリ気配、治験準備費用増で今期最終赤字拡大の見通し
メドレックス<4586>はウリ気配となっている。前週末15日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想を修正したと発表。最終損益の赤字額の見通しをこれまでの7億8600万円から9億600万円に見直した。赤字幅が想定よりも拡大する見込みとなったことを嫌気した売りが膨らんだようだ。
前期は11億1100万円の最終赤字だった。今期の売上高の見通しは据え置いた。痙性麻痺治療貼付剤「MRX-4TZT」の第2相試験の準備費用が想定を上回る見込みとなった。販売費及び一般管理費が増加する影響を業績予想に織り込んだ。
株探ニュース