リボミックが一時ストップ高カイ気配、加齢黄斑変性症治療薬などに思惑
リボミック<4591>が一時、ストップ高カイ気配に買われる人気となっている。同社はタンパク質の設計図であるDNAやRNAを構成する4種の塩基を組み合わせた核酸分子を用いる薬剤「核酸医薬」をテリトリーとするバイオベンチャーで、米国で臨床を進めている眼の難病「加齢黄斑変性症」の治療薬「RBM-007」などに期待が大きい。市場では「現時点で材料視されるような会社側からのリリースは確認できないが、加齢黄斑変性症治療薬に対する市場の期待は大きい。きょうは朝方から継続的に買いが入り一貫して水準を切り上げる展開となった」(国内ネット証券アナリスト)という。6月3日の変更報告書で投資運用会社のウィズ・パートナーズが純投資目的で保有株比率を20.36%まで増加させたことが判明、翌4日にストップ高に買われた経緯がある。今年の夏を前に200人以上の患者を対象とした有効性の評価試験を開始する予定で、マーケットの注目度は高いようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース