ヘリオスが後場急伸、兵庫医科大と中皮腫に対するがん免疫細胞療法に関し共同研究契約締結
ヘリオス<4593>が後場急伸している。正午ごろ、兵庫医科大学と特定機能を強化した他家iPS細胞由来NK細胞(eNK細胞)を用いた中皮腫に対するがん免疫細胞療法に関して共同研究契約を締結したと発表しており、これが好感されている。
同共同研究では、eNK細胞の中皮腫に対する抗腫瘍効果について、ヒト由来中皮腫細胞を用いてinvitro(試験管内)およびinvivo(実験動物の生体内)で評価を行う予定。兵庫医科大学の付属病院内には、中皮腫をはじめとする石綿関連疾患を中心とした胸部悪性腫瘍全般を担当する「中皮腫センター」が設置されており、悪性胸膜中皮腫の治療症例数では全国でもトップレベルであり、中皮腫に対する治療や研究でさまざまな知見と経験を有していることから、今回の共同研究契約締結となった。なお、同件による業績への影響はないとしている。
株探ニュース