ステムリムが3日ぶりに反落、1月中間期決算は営業赤字が継続
ステムリム<4599>が3日ぶりに反落した。8日の取引終了後に発表した23年7月期第2四半期累計(22年8月~23年1月)の単体決算は、営業損益が10億4200万円の赤字(前年同期は10億600万円の赤字)だった。同社は6日、塩野義製薬<4507>へ導出済みの再生誘導医薬開発品「レダセムチド」について、弘前大学で実施した変形性膝関節症の患者を対象とする第2相試験において主要評価項目を達成したと発表。これを受け翌7日のステムリム株は急伸した。だが終値での1000円台回復には至らず、高値では利益確定目的の売りに押される展開が続いている。営業赤字そのものは想定内との受け止めが広がるなかで、この日は直近の上値の重さを嫌気した売りが優勢となったようだ。
株探ニュース