日本ペHDが大幅続落、21年12月期業績予想を一転営業減益へ下方修正
日本ペイントホールディングス<4612>が大幅続落している。12日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆100億円から1兆円(前期比28.0%増)へ、営業利益を1020億円から800億円(同7.9%減)へ、純利益を780億円から600億円(同34.5%増)へ下方修正し、増益予想から一転して営業減益予想としたことが嫌気されている。
半導体不足や新型コロナウイルスの影響に伴い自動車生産台数が各地域で想定を下回り、自動車用塗料事業の売上高が計画未達となった。また、国内外における原材料価格の高騰が想定以上に続いていることも利益を圧迫する。
株探ニュース