アトミクスが後場急動意、巣ごもり需要で家庭用塗料伸長し２１年３月期業績予想を上方修正
アトミクス<4625>が後場急動意。午後２時ごろ、２１年３月期の連結業績予想について、売上高を１０３億円から１０９億円（前期比３．６％増）へ、営業利益を２億１０００万円から４億７０００万円（同１３．３％増）へ、純利益を１億４０００万円から３億３０００万円（同１７．０％増）へ上方修正し営業減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の影響が予想よりも小さく、予定されている公共工事が大きな問題もなく実行されていることから道路塗料製品の売り上げが伸長していることが要因。また、巣ごもり需要により家庭用塗料関連製品が増加していることも寄与する。更に、ナフサ由来の原料価格が想定以下で推移していることや、営業活動の自粛などで経費が抑制されたことも利益を押し上げる。
株探ニュース
