OLCが反落、新エリア開業に伴うコスト増で上期営業利益は18%減
オリエンタルランド<4661>が反落している。30日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高2972億6700万円(前年同期比4.5%増)、営業利益631億9800万円(同18.0%減)、純利益455億2300万円(同16.5%減)と増収減益となったことが嫌気されている。
ホテル事業の売上高の増加やテーマパーク事業のゲスト1人当たり売上高の増加などで売上高は増加したものの、リベンジ消費の落ち着きなどによる旅行需要の減少や猛暑の影響、東京ディズニーリゾート40周年イベント終了などの影響で入園者数が1220万人(同2.4%減)と減少したほか、ファンタジースプリングス開業などに伴い各コストが増加したことなどから減益を余儀なくされた。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高6847億6400万円(前期比10.7%増)、営業利益1700億円(同2.8%増)、純利益1205億1700万円(同0.2%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース