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フォーカス Research Memo(5):2026年3月期は、増収率は緩やかながらも20%超の増益を見込む

特集
2026年3月30日 12時05分

■フォーカスシステムズ<4662>の今後の見通し

● 2026年3月期の業績見通し

2026年3月期は、売上高33,250百万円(前期比2.1%増)、営業利益2,660百万円(同22.5%増)、経常利益2,660百万円(同22.9%増)、当期純利益1,880百万円(同20.0%増)を見込んでいる。増収率は2.1%増と相対的に落ち着いた水準にとどまる一方、各利益は20%超の増益を見込み、売上の伸び以上に収益性の改善を織り込んだ見通しとなっている。営業利益率は前期6.7%に対して2026年3月期は8.0%へ上昇する予想で、利益率の引き上げを軸にした計画と言える。業績見通しの骨格は、高収益案件の増加、プロジェクト管理の徹底、価格交渉・価格転嫁の進展を通じて、利益率を高める点にある。第3四半期累計時点で進む収益性改善を通期へ着実につなげる計画である。株主還元では、配当予想の修正経緯がポイントである。期初時点の年間配当予想は50.0円(中間・期末合計)であったが、2025年8月に54.0円へ増配修正し、2026年2月には年間62.0円へ再度増配修正、さらに同年3月には3度目の増配修正を行い、年間64.0円へ引き上げた。最終的に、2026年3月期は3度の増配修正により、期初予想から14.0円の上積みとなる年間64.0円とした。これは、前期比22.0円増の大幅な増配であり、利益成長を株主還元の拡充として明確に反映させる姿勢が読み取れる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中西 哲)

《KM》

提供:フィスコ

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