ラウンドワンが続急伸、24年3月期は22%営業増益で実質増配見込む
ラウンドワン<4680>が続急伸している。9日の取引終了後に発表した24年3月期連結業績予想で、売上高1504億1000万円(前期比5.9%増)、営業利益205億6000万円(同21.5%増)、純利益116億8000万円(同20.0%増)と2割を超える大幅増益を見込み、年間配当10円と実質増配を予定していることが好感されている。
コラボキャンペーンの開催やアミューズメントの新機種導入などの施策により国内既存店売上高で前期比5.4%増を見込むほか、米国で4店舗、中国で1店舗を新規出店することが業績を牽引する。既存店のギガクレーンゲームスタジアムへの改修を継続して行うことも寄与する。
23年3月期決算は、売上高1420億5100万円(前の期比47.3%増)、営業利益169億2100万円(前の期17億2600万円の赤字)、純利益97億3700万円(前の期比2.5倍)だった。コロナ禍からの回復が早い米国が伸びたほか、料金見直しを行った国内でも回復が進んだ。
なお、同時に発表した4月売上高速報で、既存店売上高は前年同月比19.7%増となった。
最終更新日:2023年05月10日 15時05分
株探ニュース