キタックは大幅続落、24年10月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
キタック<4707>は大幅続落している。8月30日の取引終了後、24年10月期の連結業績予想について、売上高を30億5100万円から32億5000万円(前期比12.8%増)へ、営業利益を2億1200万円から3億1000万円(同86.1%増)へ、純利益を1億4700万円から2億3000万円(同32.7%増)へ上方修正したが、好決算期待で直近上昇基調にあっただけに目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
1月1日に発生した能登半島地震関連の受注も含めて上期の受注高が前年同期に比べて42.7%増加したことに加えて、第3四半期累計期間の受注高も前年同期比32.2%の増加と堅調に推移したこと、更に第4四半期も第3四半期までの状況が継続する見込であることなどが要因としている。
同時に発表した第3四半期累計(23年10月21日~24年7月20日)決算は、売上高23億2700万円(前年同期比13.9%増)、営業利益2億4800万円(同3.3倍)、純利益1億9200万円(同3.4倍)だった。
株探ニュース