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リソー教育 Research Memo(7):無借金経営で手元キャッシュは潤沢、財務内容は良好

特集
2023年11月16日 16時17分

■リソー教育<4714>の業績動向

3. 財務状況

2024年2月期第2四半期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比1,112百万円減少の17,139百万円となった。主な変動要因として、流動資産では配当金の支払等により現金及び預金が1,214百万円減少したほか、営業未収入金が468百万円減少した。固定資産は新規校舎開設やリニューアルの実施により有形固定資産が222百万円増加したほか、繰延税金資産が148百万円増加した。

負債合計は前期末比526百万円増加の9,426百万円となった。流動負債では未払金が279百万円、未払法人税等が125百万円それぞれ増加し、固定負債では退職給付に係る負債が120百万円増加した。純資産は1,638百万円減少の7,712百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益803百万円を計上した一方、配当金2,469百万円の支払により利益剰余金が減少した。

キャッシュ・フローの状況について見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,883百万円のプラスとなり、前年同期比で730百万円増加した。売上債権の減少(増加要因)や法人税等の支払額が減少したことによる。投資活動によるキャッシュ・フローは新規校舎開設及びリニューアルを実施したことなどにより629百万円のマイナスとなり、財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払等により2,463百万円のマイナスとなった。この結果、第2四半期末の現金及び現金同等物の残高は前期末比1,214百万円減少の6,093百万円となった。

経営指標を見ると、自己資本比率は利益剰余金の減少を主因として前期末の50.7%から44.4%に低下した。ただ、無借金経営で手元キャッシュも60億円超と潤沢にあることから財務内容は良好な状況にあると判断される。同社は手元キャッシュについて、今後も校舎展開等の設備投資やM&A資金に充当していくほか、株主還元にも積極的に振り向ける方針を示している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《AS》

提供:フィスコ

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