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高まるゲーム株人気、任天堂「Switch2」登場に向け要注目の妙味株6選 <株探トップ特集>

特集
2025年2月10日 19時30分

―市場拡大の基調不変、ソニーGは「プレステ5」対応の携帯型ゲーム機開発の観測も―

「ゲーム関連株」への関心が高まっている。ゲームは、そのアミューズメント要素の高さから多くの人々を魅了している。しかし、ゲームは単なる娯楽ではない。まるで新たな世界への扉を開く鍵のように人々を誘う。現実の制約は薄れ、時にはアニメキャラクターに、時には歴史上の英雄や探検家、策略家にもなれる。現実社会では薄れつつある人とのつながりが、逆にゲームを通じて育まれることすらある。新たな成長局面を迎えようとしているゲーム関連株には、投資チャンスが一気に高まっている。そこで今回はゲーム関連の銘柄にスポットライトを当てた。

●Switch2の詳細は4月2日に発表予定

「ファミリーコンピューター」から始まり、「スーパーファミコン」「ゲームボーイ」「NINTENDO 64」「ゲームボーイアドバンス」「ゲームキューブ」「DS」「Wii」「Wii U」など、常に遊びを革新してきたのが任天堂 <7974> [東証P]だ。2017年3月には、子どもから大人まで現在進行形で幅広く楽しみを提供してくれている「Nintendo Switch」を発売した。あれから約8年が経過し、ついに後継機である「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチツー)」が25年に登場する。現行機から大幅な値上げとなる予測もあるが、その詳細は4月2日に明らかになる予定だ。実際、同社の古川俊太郎社長は後継機について「ユニークな遊びを提案することにこだわる」とコメントしている。

24年10月末にはディー・エヌ・エー <2432> [東証P]とポケモン(東京都港区)などが共同開発したスマホアプリ「Pokemon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)」がリリースされた。カードゲームのなかでポケモンカードは世界トップレベルの地位に君臨している覇権コンテンツである。勝利条件をはじめとして、デッキ枚数や各種カード制限など、独自ルールを採用することでアプリならではの手軽なプレイを実現して、ライトユーザーを取り込み、好評を博している。これもまさに「ユニークな遊びを提案すること」にこだわった実例だろう。

●ソニーG「プレステ」などの動向にも注目

24年の国内家庭用ゲームの市場規模は、前年比で約25%減の3013億円と苦戦気味だったが、これは値上げもあって販売が振るわなかったソニーグループ <6758> [東証P]の「プレイステーション5」の影響もあった。世界的に見れば、ゲーム市場は23年の2314億ドルが30年には5568億ドルまで拡大すると予想されており、成長市場としての期待感は高い。更に、ソニーGはプレステ5向けソフトを外でも遊べるよう、携帯型ゲーム機の開発をしていることが関係者への取材で分かったと昨年、一部で報じられている。仮に同報道が事実であれば、先行き任天堂とソニーGの新型ゲーム機が両輪となり、業界を大いに盛り上げる可能性もありそうだ。以下では、ゲーム関連株のなかでもゲームソフトの受託開発やゲーム機器に関わる電子部品などを手掛けている中小型株を中心に紹介する。

●CRIやトーセ、メガチップスなどに活躍余地

CRI・ミドルウェア <3698> [東証G]~映像・音声・ファイルシステム・音声認識などの分野でミドルウェア(OSとアプリケーションの橋渡し的な役割を担うソフトウェア)の開発・販売・サポートを手掛ける。コナミグループ <9766> [東証P]が販売しているニンテンドースイッチ向け「ときめきメモリアル」シリーズでは、同社の統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX」が採用されている。

トーセ <4728> [東証S]~家庭用ゲーム機のプラットフォームに対応するゲームソフトを中心とするモバイルアプリなどのコンテンツの企画提案型の受託開発専門企業である。家庭用ゲームでは、ニンテンドースイッチやプレステ、Xboxなど国内外の主要ゲーム企業の開発パートナーとして、パッケージソフト及びダウンロードコンテンツの受託開発を行う。最近ではスイッチ向けで「ペーパーマリオRPG」や「カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch」などの開発に協力した。

日本一ソフトウェア <3851> [東証S]~家庭用ゲームソフトの企画開発、スマホ向けコンテンツの制作や、カードゲーム、グッズショップを運営する。家庭用ゲームソフトでは1月にはニンテンドースイッチやプレステ向けに「ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄」を発売。2月27日には、カスタム自在・自由度高すぎドット絵アクションRPG「クラシックダンジョンX3」を発売する予定である。

ACCESS <4813> [東証P]~独立系ソフトウェア企業であり、組込機器用のウェブブラウザである「NetFront Browser NX」などは、これまで「ニンテンドー3DS」「Wii U」「Nintendo Switch」の機種に採用された実績を有している。なお、ヨーロッパ子会社はインドのJioGamesと24年12月に提携し、車載ゲームを手掛ける。

メガチップス <6875> [東証P]~ファブレス半導体メーカーであり、台湾を中心とする国内外の大手ファウンドリーとのネットワークを構築している。ゲーム機向けLSI、大容量・低価格・低消費電力のゲームソフトウェア格納用LSIなど、ゲーム機を支える各種LSIが主力である。任天堂と良好かつ緊密な関係を構築しており、同社向けの比率が高い。

ダイヤモンドエレクトリックホールディングス <6699> [東証P]~電子・車載電装事業や住宅用蓄電システムなどが中心であるが、傘下のダイヤゼブラ電機(旧田淵電機)ではゲーム機用ACアダプターなどの電源装置を手掛けており、任天堂関連銘柄として動意づいた経緯がある。

株探ニュース

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