京進は大幅4日続落、語学関連事業が赤字となり第1四半期2ケタ営業減益
京進<4735>は大幅安で4日続落している。4日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算が、売上高58億3000万円(前年同期比14.5%増)、営業利益3億4400万円(同17.0%減)、純利益1億7800万円(同25.4%減)と2ケタ営業減益となったことが嫌気されている。
生徒数の増加で学習塾事業は堅調だったが、前期に買収した子会社2社ののれん費用が増加した影響で語学関連事業が赤字となったことが響いた。なお、20年5月期通期業績予想は、売上高226億6900万円(前期比12.5%増)、営業利益4億円(同21.7%増)、純利益10億1100万円(同2.1倍)の従来見通しを据え置いている。
同時に、職業紹介事業を手掛けるヒューマンライフ(大阪市中央区)の全株式を取得し子会社化すると発表した。グループの介護事業の人材確保につながるほか、教育事業のノウハウを共有できることからシナジーが生まれると判断したという。
株探ニュース