さくらKCSが年初来高値を更新、不採算案件の抑制で今期は一転営業増益の見通し
さくらケーシーエス<4761>は続伸し年初来高値を更新。上昇率は一時4%を超えた。25日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の修正を発表した。営業利益の見通しを8億2000万円から10億2000万円(前期比2.7%増)に引き上げた。減益予想から一転して増益を計画する形となり、手掛かり視されたようだ。
上期(4~9月)は不採算案件の抑制などが奏功し、利益率が向上した。公共関連分野における自治体システム標準化対応の商談化に時間を要していることなどを背景に、売上高の見通しは据え置いたものの、利益に関しては上期の状況を通期の予想に反映した。
株探ニュース