さくらKCSがカイ気配スタート、今期業績予想の上方修正と新DC開設などを材料視
さくらケーシーエス<4761>がカイ気配スタートで一気に1100円台に駆け上がる展開。目先5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現、中長期トレンドでも底値圏でのもみ合いが続いていたことで、値ごろ感からの追随買いを誘っている。三井住友銀行系列で金融向けや自治体向けなどを中心に実績を重ねる古参企業だが、システムの企画・開発及び高度なセキュリティーを強みとするデータセンターを主力展開している。前週末2月28日取引終了後に25年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の12億円から14億1000万円(前期比25%増)に増額した。好業績を背景に年間配当も上方修正し従来計画の24円から28円に4円上乗せしており、前期実績比でも4円の増配となる。更に神戸市に新データセンターを開設することも併せて発表しており、これらが株価を強く刺激する格好となっている。
株探ニュース