日ダイナミクがS高カイ気配、IT関連事業の業務領域拡大で上期75%営業増益
日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>がストップ高の1079円でカイ気配となっている。前週末10日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高119億400万円(前年同期比11.5%増)、営業利益9億円(同75.2%増)、純利益6億円(同85.2%増)と大幅増益となったことが好感されている。
システム開発やサポート&サービスなどのIT関連事業の業務領域が拡大したことに加えて、パーキングシステム事業において駐輪場利用料収入が増加したことなどが寄与した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高235億円(前期比2.8%増)、営業利益14億円(同17.1%増)、純利益8億5000万円(同26.4%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、ソフトウェア受託開発を手掛けるジャパンコンピューターサービス(東京都千代田区)株式の73.9%以上を12月21日の予定で取得し、子会社化すると発表した。ジャパンコンピューターサービスがこれまで培った技術力や顧客基盤などを融合することで、グループの企業価値の向上を図るのが狙い。取得価額は2億9400万円から3億8700万円としている。
株探ニュース