東映アニメが底堅い、配信権販売・版権事業好調で今期は一転最終増益の見通し
東映アニメーション<4816>が底堅く推移。年初来高値に接近している。28日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想を見直し、売上高予想を80億円増額して900億円(前期比1.5%増)、最終利益予想を45億円増額して195億円(同3.8%増)に修正した。減益予想から一転、最終増益を計画する。株価は直近で上昇基調にあり、寄り付き後は目先の利益を確定する目的の売りに押される場面もあったが、業績予想の上振れを評価した投資家の押し目買いに支えられる格好となった。上期(4~9月)は国内外の配信権販売・版権事業が好調に推移した。下期も好調を維持するとみて、通期の業績予想を上方修正した。
株探ニュース