ファンペップ、非開示だった前期最終は赤字拡大へ
4881ファンペップ【連結】
業績修正PDF
ファンペップ <4881> [東証G] が1月4日大引け後(15:00)に非開示だった業績見通しを発表。22年12月期の業績予想は連結最終損益が11.7億円の赤字(前の期非連結は6.8億円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しと発表した。
※今期から連結決算に移行。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2022年12月期(以下、「当期」)において、当社は、SR-0379及びFPP003の臨床試験、FPP00...
会社側からの【修正の理由】
2022年12月期(以下、「当期」)において、当社は、SR-0379及びFPP003の臨床試験、FPP005の前臨床試験等を実施してパイプラインの開発推進を図るとともに、抗体誘導ペプチドの創薬プラットフォーム技術を用いて新規パイプライン創出に向けた探索研究に取り組んでまいりました。このように事業を進めた結果、当期の単体予想は、事業収益1百万円(前期は事業収益126百万円)、営業損失1,162百万円(前期は営業損失745百万円)、経常損失1,168百万円(前期は経常損失679百万円)及び当期純損失1,171百万円(前期は当期純損失682百万円)を見込んでおります。主な内容は、以下の通りです。事業収益は、化粧品分野向け等の機能性ペプチド販売額1百万円を計上する予定です。前期は、提携製薬会社からのSR-0379の開発マイルストーン収入を125百万円計上しておりましたが、当期は提携プロジェクトのSR-0379及びFPP003の開発マイルストーン等のイベントがなく、医薬品分野の収入はありませんでした。次期(2023年12月期)以降は、現在進めている提携プロジェクトの開発進捗に伴う収入や新規提携に伴う一時金等の収入を医薬品分野の収入として計上する計画です。事業費用は、前期比291百万円増加の1,163百万円を見込んでおります。主にSR-0379の第3相臨床試験費用及び抗体誘導ペプチドの開発費用等の増加により、研究開発費が前期比260百万円増加の922百万円となる見込みです。その他の販売費及び一般管理費は前期比31百万円増加の240百万円を見込んでおります。 なお、連結業績予想は、単体業績予想とほぼ同様の内容を見込んでおります。第3四半期決算短信公表時点(2022年11月14日付公表)においては、事業収益が新規提携候補先等との交渉状況等に依存しており、その不確実性を考慮すると合理的に算定することが困難なため業績予想を公表しておりませんでしたが、2022年12月期における事業収益が上記の見込みとなりましたので業績予想を公表しました。また、同決算短信おいては、単体の研究開発費を1,200~1,600百万円と見込んでおりましたが、SR-0379及びFPP003の臨床試験、FPP005の前臨床試験等の研究開発に優先的に取り組んだこと、これらの開発プロジェクトが概ね順調に進捗したことなどから、研究開発費は上記の通り減少しました。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 22.07-12 | ー | ー | ー | ー | - | 0 | 2022-02-14 |
単独 |
| 新 22.07-12 | 1 | -656 | -658 | -657 | -34.2 | 0 | 2023-01-04 |
連結 |
| 修正率 | - | - | - | - | - | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.12 | ー | ー | ー | ー | - | 0 | 2022-02-14 |
単独 |
| 新 2022.12 | 1 | -1,171 | -1,178 | -1,178 | -61.4 | 0 | 2023-01-04 |
連結 |
| 修正率 | - | - | - | - | - | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.07-12 | 0 | -559 | -509 | -510 | -29.6 | 0 | 2022-02-14 |
単独 |
| 予 22.07-12 | 1 | -656 | -658 | -657 | -34.2 | 0 | 2023-01-04 |
連結 |
| 前年同期比 | - | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.12 | 2 | -564 | -505 | -507 | -40.4 | 0 | 2021-02-10 |
単独 |
| 2021.12 | 126 | -745 | -679 | -682 | -39.6 | 0 | 2022-02-14 |
単独 |
| 予 2022.12 | 1 | -1,171 | -1,178 | -1,178 | -61.4 | 0 | 2023-01-04 |
連結 |
| 前期比 | -99.2 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。