「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想（最新４８時間）」の１５日午後２時現在で、ファンペップ<4881>が「買い予想数上昇」で１位となっている。

１４日の取引終了後、抗体誘導ペプチド「ＦＰＰ００３」の尋常性乾癬を対象疾患とするオーストラリアで実施中の第１／２ａ相臨床試験について、安全性及び忍容性が示されるとともに、抗ＩＬ－１７Ａ抗体（標的タンパク質ＩＬ－１７Ａに対する抗体）の抗体価の持続的な上昇が確認されたと発表した。今回の試験結果は、同社の抗体誘導ペプチド（ペプチド治療ワクチン）が慢性疾患の標的分子である「自己タンパク質」（ＩＬ－１７Ａ）に対して抗体誘導することをヒトで初めて示したもので、同社では独自の創薬プラットフォーム技術「ＳＴＥＰ　ＵＰ」及び抗体誘導ペプチドプロジェクトの開発コンセプトを支持するとしている。

今回の発表で、良好な結果を確認できたことを受けて、同社株には朝方から買いが殺到しており、カイ気配でスタートした後は気配値を順調に切り上げる展開が続いた。午後２時時点ではストップ高の２０７円水準でカイ気配となっており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。

出所：MINKABU PRESS

株探ニュース