レナはカイ気配で水準を切り上げる、NECとAI技術の医療応用で共同研究契約締結
レナサイエンス<4889>が寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、カイ気配で株価水準を切り上げる展開。同社は東北大学発のバイオベンチャーで、低分子化合物を活用した治療薬開発を行っている。12日取引終了後、同社はNEC<6701>と人工知能(AI)の医療応用に関する共同研究契約を締結することを決定したと発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。AIのリーディングカンパニーであるNECとの協業によって、最先端のAI技術を活用し、医療ソリューションの研究開発を加速する方針。診断や治療に役立つさまざまなプログラム医療機器開発を推進していく構えにあり、今後の業容拡大への期待が投資資金の食指を動かした。
株探ニュース