クオリプス上げ足鮮烈で5連騰ストップ高人気、iPS細胞の関連有力株として脚光
クオリプス<4894>の上げ足鮮烈、前日まで4営業日続伸でこの間に株価を1700円以上も上昇させたが、きょうは更に買いの勢いが加速し一時1000円高はストップ高となる7860円をつけた。昨年6月下旬に東証グロース市場に新規上場したニューフェイスで、iPS細胞由来の心筋細胞シートの開発を手掛ける大阪大学発のバイオベンチャーとして注目を浴びたが、ここテーマ買いの動きが再燃しているiPS細胞関連の有力株として大口の投資資金の買い攻勢が顕著となっている。大阪では再生医療の産業化を進める新拠点「中之島クロス」が今月29日に開業する。また、京都大学iPS細胞研究財団は、患者本人の細胞から作製した「マイiPS細胞」を治療に活用できるサービスを2025年に開始する計画にあることが伝わっている。そうしたなか、クオリプスは心筋細胞シートを早ければ今月にも厚生労働省に製造販売承認を申請する方向で、マーケットの熱い視線を浴びている。
最終更新日:2024年06月13日 11時15分
株探ニュース