富士フイルムが6日ぶり反発、国内大手証券が目標株価4500円に引き上げ
富士フイルムホールディングス<4901>が6日ぶりに反発した。SMBC日興証券が17日、富士フイルムの目標株価を3900円から4500円に引き上げた。投資評価は「1」を継続する。エレクトロニクス部門やイメージング部門では旺盛な需要があると分析。ヘルスケア部門に関してはバイオCDMO(医薬品開発製造受託)でのコスト増や市況環境の一過性要因が利益面で重荷となるとの見方を示す一方、中期的には内視鏡や画像診断装置において、中国を含む新興国での需要ポテンシャルやシェア拡大、マージン改善の可能性があると指摘する。同証券は富士フイルムの26年3月期営業利益予想を3532億円から3700億円に増額修正した。
株探ニュース