ライオンは年初来高値更新、収益構造改革の効果で第3四半期営業益37%増
ライオン<4912>が3日ぶりに反発し、年初来高値を更新した。同社は7日取引終了後、24年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比36.7%増の171億900万円となったことが買い手掛かりとなっているようだ。
売上高は同1.7%増の3011億5900万円で着地。ファブリックケア分野(柔軟剤、洗濯用洗剤など)が苦戦したが、利益面では海外の売り上げ増や一般消費財の収益構造改革の効果が寄与した。なお、通期業績予想については売上高4100億円(前期比1.8%増)、営業利益270億円(同31.7%増)とする従来見通しを据え置いている。
株探ニュース