アクシージアが急反落、24年7月期は一転最終減益計画で失望売り
アクシージア<4936>が急反落した。14日の取引終了後、24年7月期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高の見通しを16億円減額して114億円(前期比0.5%増)に、最終利益の見通しを11億500万円減額して5億3000万円(同60.2%減)に引き下げた。最終利益は増益予想から一転、減益を見込む形となり、失望売りを促したようだ。
中国市場における経済成長率の鈍化や、ALPS処理水放出を受けた日本の化粧品の購買回避の動きなどを背景に、化粧品の販売減少が続くと予想し、影響を業績予想に織り込んだ。処理水問題によって失ったシェアの回復に向け、広告宣伝費を今後積極的に投下する予定という。あわせて開示した第2四半期累計(23年8月~24年1月)の連結決算は、売上高が前年同期比6.1%増の54億3100万円、最終利益が同12.9%減の4億9800万円だった。
株探ニュース