ヤスハラケミが一時S高人気、4~6月期営業大幅黒字化達成で上期進捗率は9割超
ヤスハラケミカル<4957>に投資資金の攻勢が顕著、一時150円高はストップ高となる875円まで駆け上がる場面があった。天然テルペン樹脂メーカーとしてニッチトップに位置しており、接着剤のほか塗料、香料、洗浄剤、電子材料などその応用範囲も幅広い領域にわたっている。高付加価値品の開発に傾注する一方、国内外の新規顧客開拓と既存顧客の確保に努め、合理化努力で利益率の改善にも取り組んでいる。同社が7月31日取引終了後に発表した25年3月期第1四半期(24年4~6月)決算は、営業利益が4億1000万円(前年同期は5700万円の赤字)と大幅黒字化を果たした。対中間期進捗率も9割を超えており、これを評価する形で投資資金が集中した。
株探ニュース