ケミプロがS高、プラスチック添加剤の販売増加で前期は一転経常増益で着地へ
ケミプロ化成<4960>がストップ高の水準となる前営業日比80円高の479円に買われた。前週末19日の取引終了後、24年3月期の単体業績に関し、経常利益が計画を3000万円上回る1億3000万円(前の期比7.4%増)で着地したようだと発表した。経常利益は減益計画から一転して増益で着地する格好となり、好感されたようだ。
売上高は92億円(同5.7%減)と計画を1億円上振れして着地する。主力製品のプラスチック添加剤が想定よりも増加した。受託製造製品での追加受注の獲得が工場の稼働率改善につながり、生産休止費用が減少。更に、減損処理済みの資産の処分と圧縮を進めたことなども影響する。
株探ニュース