アース製薬、上期経常を52%上方修正・7期ぶり最高益更新へ
4985アース製薬【連結】
業績修正PDF
アース製薬 <4985> が6月29日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の106億円→161億円(前年同期は75.3億円)に51.6%上方修正し、増益率が41.3%増→2.1倍に拡大し、7期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の50億円(前期は43.2億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
本年5月以降の気温が高めに推移するなど天候に恵まれ、当社グループにおける主要な収益源である虫ケア用品の売上...
会社側からの【修正の理由】
本年5月以降の気温が高めに推移するなど天候に恵まれ、当社グループにおける主要な収益源である虫ケア用品の売上高が、第2四半期時点で計画を上回る見込みとなりました。また、新型コロナウイルスの影響から家庭用マスクの特需が発生したほか、在宅勤務の広がりなど消費者の生活様式の変化により、暮らしに快適さをプラスする日用品の売上が期初の想定を上回る見込みとなりました。これに伴い、売上総利益が計画を上回ることに加え、広告宣伝費・販売促進費の運用効率化に向けた取り組みの成果や、新型コロナウイルス禍での活動制限による旅費交通費・交際費などの費用減などにより、販管費が第2四半期時点で計画を下回る見込みとなりました。これらにより、第2四半期時点における当社グループ連結及び個別の売上高、段階利益はいずれも当初の計画を上回る見込みとなりました。なお、通期の業績見込みにつきましては、7月以降の天候状況に起因する虫ケア用品の出荷・返品動向、また、これに伴う利益の変動など不確定要素が多く、現段階での予測に蓋然性が乏しいため、当初計画(2020年2月13日公表分)を据え置くことといたします。こちらは開示すべき内容が判明次第、改めて開示いたします。また、配当予想に関しては、2020年2月13日公表の金額(1株当たり100円)から変更しない予定としております。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.01-06 | 105,500 | 10,400 | 10,650 | 6,970 | 344.2 | 0 | 2020-02-13 |
連結 |
| 新 20.01-06 | 109,500 | 16,000 | 16,150 | 10,800 | 533.3 | 0 | 2020-06-29 |
連結 |
| 修正率 | +3.8 | +53.8 | +51.6 | +54.9 | +55.0 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.01-06 | 104,031 | 7,402 | 7,538 | 4,650 | 230.0 | 0 | 2019-08-05 |
連結 |
| 予 20.01-06 | 109,500 | 16,000 | 16,150 | 10,800 | 533.3 | 0 | 2020-06-29 |
連結 |
| 前年同期比 | +5.3 | 2.2倍 | 2.1倍 | 2.3倍 | 2.3倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018.12 | 181,104 | 1,036 | 1,382 | -142 | -7.1 | 115 | 2019-02-13 |
連結 |
| 2019.12 | 189,527 | 3,916 | 4,326 | 1,250 | 61.8 | 100 | 2020-02-13 |
連結 |
| 予 2020.12 | 187,000 | 4,600 | 5,000 | 2,550 | 115.6 | 100 | 2020-02-13 |
連結 |
| 前期比 | -1.3 | +17.5 | +15.6 | 2.0倍 | +87.1 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。