アース製薬はしっかり、18年12月期業績予想を下方修正も悪材料出尽くし感
アース製薬<4985>はしっかり。5日の取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、売上高を1900億円から1825億円(前期比1.5%増)へ、営業利益を60億円から14億円(同68.6%減)へ、純利益を30億円から1億5000万円(同93.2%減)へ下方修正し、朝方は安く始まったが、悪材料出尽くしとみた買いが下値に入っている。
国内虫ケア用品の売り上げが、5~6月の低温傾向や記録的な酷暑、各地で発生した豪雨などに伴う市場低迷の影響を受けて、想定を下回る見込みとなったことに加えて、これにより売上総利益が減少することが要因という。また、製品育成のための積極投資などで販売促進費をはじめとする競争費用が計画を上回る見込みであることも利益を圧迫するとしている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高1456億800万円(前年同期比0.3%減)、営業利益59億5100万円(同44.0%減)、純利益31億2200万円(同53.1%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース