北興化がカイ気配で一気に底離れへ、ファインケミカルの牽引で12~2月期営業25%増益
北興化学工業<4992>が寄り付き大口の買い注文で値がつかず、カイ気配スタートで底値圏から一気に上放れてきた。全農系の農薬の専業大手だが、医薬中間体や電子材料など非農薬のファインケミカルも手掛ける。10日取引終了後に発表した23年11月期第1四半期(22年12月~23年2月)決算は営業利益が前年同期比25%増の23億2700万円と大幅な伸びを確保した。原価低減努力が功を奏したほか、ファインケミカル事業が好調で収益を牽引している。これを好感する買いが集中する格好となった。
株探ニュース