クミアイ化は大幅高、第2四半期営業益61%増で年間配当計画を18円増額修正
クミアイ化学工業<4996>が大幅高で、年初来高値を更新した。同社は9日取引終了後、23年10月期第2四半期累計(22年11月~23年4月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比60.8%増の126億6600万円となり、通期計画171億円に対する進捗率は74.1%となった。
売上高は同32.2%増の954億4500万円で着地。農薬及び農業関連事業の海外向け販売が好調だったほか、原燃料価格の高騰を踏まえて販売価格の改定を実施したことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
また、中間配当を従来計画比8円増額の18円(前期実績は8円)、期末配当を従来計画比10円増額の24円(同14円)にすることもあわせて発表。これにより年間配当は42円(同22円)となることも好感されているようだ。
株探ニュース