富士石油が大幅高で新値街道、原油市況上昇を刺激材料にPER・PBR超割安で資金流入
富士石油<5017>が大幅高、一時5.8%高の344円まで買われ連日の年初来高値更新と気を吐いている。ここ原油市況が上昇基調を強めており、前日のWTI原油先物価格は終値で1ドル55セント高の1バレル=88ドル84セントと急伸、東京市場でも石油関連会社の株価を刺激している。そのなか、株価は300円台前半と値ごろ感があり、PER4倍台、PBR0.3倍台と超割安圏にある同社株に目先水準訂正を狙った買いが流入している。また、同社は脱炭素戦略にも前向きに取り組んでおり、再生航空燃料(SAF)製造プラントの基本設計に着手し27年度の稼働を計画している。
株探ニュース