サークレイスが一時S高、チャットGPT活用の業務効率化開始でサービス拡大の思惑も
サークレイス<5029>が一時ストップ高の水準となる前日比150円高の871円に買われ、年初来高値を更新した。6日、同社のSaaS型クラウドサービス「Circlace」とチャットGPTを連携し、問い合わせ業務などを中心に社内の業務効率化に向けた取り組みを開始したと発表。このなかで製品版のCirclaceについて、生成AIの実装など最新テクノロジーを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)の提供を視野に入れ開発を進めていくとしており、今後のサービス拡大への思惑を広げる格好となったようだ。
サークレイスは自社SaaS製品のほか、米セールスフォース<CRM>製品などをもとにしたクラウドソリューションを手掛けている。今回の社内業務効率化では、Circlace上に蓄積された問い合わせや社内規定などのデータとチャットGPTを連携させる。社内情報の検索に掛かる時間などの効率化を図りながら、活用方法を模索していくとしている。
株探ニュース