藤コンポがS高カイ気配、22年3月期業績予想の上方修正や自社株買いを好感
藤倉コンポジット<5121>がストップ高カイ気配。同社は11日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を332億円から352億円(前期比20.2%増)へ、営業利益を30億円から41億円(同3.5倍)へ、純利益を25億円から31億円(同2.6倍)へ上方修正すると発表しており、好感されている。
22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は21億9800万円(前年同期比15.4倍)となり、上期計画の18億円を上回った。産業用資材セグメントで工業用品部門が自動車関連・住宅設備関連ともに好調を維持する見込みであり、また、制御機器部門は半導体・液晶及び医療関連が好調を維持し、スポーツ用品セグメントではゴルフ用カーボンシャフト部門が国内、アジア及び北米において自社ブランド商品の好調な販売が見込まれる。これらを背景に、通期見通しを上方修正するとしている。
あわせて300万株(発行済み株式総数に対する割合12.82%)もしくは30億円を上限とする自己株式の取得枠を設定することも発表しており、こちらも材料視されている。取得期間は18日から22日まで。
株探ニュース