POPERが一時S高、25年の崖問題背景とした「コミルERP」の成長期待が膨らむ
POPER<5134>が一時ストップ高の水準となる前営業日比100円高の700円に買われた。16日の取引終了後に24年10月期の決算説明会における質疑応答要旨を公開。これを受け、学習塾向けのERP(統合基幹業務システム)「Comiru(コミル)ERP」の成長期待が膨らみ、買いが集まったようだ。24年10月期の売上高のけん引材料に関し、同社は中堅学習塾・個人塾の受注と大手学習塾向けの「ComiruERP」の2つが寄与したと指摘。「2025年の崖」として警告されるブラックボックス化した既存システムの刷新問題を大手学習塾が抱えるなか、「ComiruERP」がその要望を的確にとらえることができたと分析している。25年10月期においても、ComiruERPは多くの引き合いがあるといい、更に学習塾向けの決済サービスの投入も、同社のシステムの導入加速に貢献するとの見方を示している。決算説明会は13日にオンラインツールを通じて開催された。
株探ニュース