スマートDが続急伸、利益率管理施策の徹底で24年9月期営業利益予想を上方修正
スマートドライブ<5137>が続急伸している。15日の取引終了後、24年9月期の連結業績予想について、営業利益を1億3800万円から1億7000万円(前期900万円の赤字)へ、最終利益を1億3100万円から1億6300万円(同2800万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
第1四半期の営業利益は低利益率の大型案件の受注に加えて、初開催のユーザーカンファレンスやアルコールチェック義務化に伴う広告宣伝費の増加によって赤字を余儀なくされた。ただ、第2四半期に大型案件提案時における利益率管理施策の徹底や一部の車載デバイス調達価格の低減による売上総利益率の上昇がみられたほか、広告宣伝費が従来の金額規模に戻ったこと、更にそれらの効果が第3四半期以降も継続する見通しであるため利益を増額修正したという。なお、売上高は22億3400万円(前期比30.7%増)の従来見通しを据え置いた。
株探ニュース