アキレスが後場下げ幅を拡大、24年3月期業績予想を下方修正
アキレス<5142>が後場下げ幅を拡大している。午後2時ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を840億円から825億円(前期比0.5%減)へ、営業利益を10億円から収支均衡(前期7億1300万円の赤字)へ、最終利益を12億円から4億円(同12億400万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
上期の半導体や医療・医薬関連製品で在庫調整局面が継続したことにより、売上高が想定を下回る見通しであることに加えて、原材料価格やエネルギーコストの高止まり、円安に伴う仕入れコストの上昇の影響などが利益を圧迫する。
なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高185億9600万円(前年同期比2.8%減)、営業損益4億3500万円の赤字(前年同期5700万円の赤字)、最終損益1億8200万円の赤字(同1億3300万円の黒字)だった。
株探ニュース