アキレスが後場急伸、コストダウンと価格改定効果で今期最終利益予想を上方修正
アキレス<5142>が後場に急伸している。同社は12日午後2時、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正し、最終利益予想を14億5000万円(前期比3.4倍)に引き上げた。従来は8億円と予想していた。9月中間期の利益が計画に対して上振れして着地したことも相まって、好感されたようだ。
9月中間期はシューズや寝具用のウレタンの販売が落ち込み、中国・北米市場での自動車メーカーの減産による影響を受けた一方、フィルムでライフサイエンスやエクステリア分野向け、工業資材で半導体ウエハー搬送用や製造工程用の部材が伸長。コストダウンや価格改定の継続的な推進も奏功した。中間期の業績を通期の業績予想に反映。今期の売上高予想は据え置いた。
株探ニュース