テクノロジー、今期経常を2倍上方修正・最高益予想を上乗せ
5248テクノロジーズ【連結】
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テクノロジーズ <5248> [東証G] が12月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年1月期の連結経常利益を従来予想の2億6900万円→5億4800万円(前期は1億6000万円)に2.0倍上方修正し、増益率が68.1%増→3.4倍に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の1億1100万円→4000万円(前期は7400万円)に64.0%下方修正し、一転して45.9%減益見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4億2700万円→7億0600万円(前年同期は5800万円)に65.3%増額し、増益率が7.4倍→12倍に拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は2023年10月に株式会社エコ革及び株式会社OGIXの2社を連結処理することによる業績予想を修正致し...
会社側からの【修正の理由】
当社は2023年10月に株式会社エコ革及び株式会社OGIXの2社を連結処理することによる業績予想を修正致しましたが、再度、業績予想修正する必要がありますので、上記のとおり修正いたします。 売上高、営業利益、経常利益の増加の主な要因は、当社がM&Aを行う前の2023年3月において株式会社エコ革が大型契約の受注(下記参照)を行っていた案件の収益化が確実となったためです。当該案件の詳細は下記のとおりです。受注内容(1) 受注先 相手方の要請により非開示(以下「本件SPC」)とさせて頂きます。なお、受注先の相手方とは取引関係以外の資本関係及び人的関係についてはございません。(2) 受注内容 本件は福島地区における大型の特別高圧太陽光発電設備を開発するSPCからのEPC契約の受注となります。本件SPCは、社員持分の売買又は設備の売買を目的として、現在上場企業ないしはそれに準ずる大手企業等の中からその売却の候補先を選定しております。(3) 受注金額 10,454百万円(消費税含まず)(4) 納期 2025年3月(予定)当該連結子会社の概要(1) 名称 株式会社エコ革(2) 所在地 栃木県佐野市高萩町 1322-9(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役 伊藤 繁三(4) 主な事業内容 産業用太陽光発電、太陽光設備のメンテナンス、売電事業、土地の売買及び賃貸(5) 資本金 1億円(6) 設立年月日 2013年10月29日 当該案件については、当社とM&A前の2023年3月に締結されたものでありますが、2023年12月から工事の進捗に応じて収益化されていくこととなり、2025年1月期に大部分が収益化されていくこととなります。 なお、2023年10月12日に公表した業績予想には、工事の進捗に応じた収益の認識の開始がないと判断しておりましたので、業績予想に含めておりませんでした。しかしながら、第4四半期において、当案件の進捗に応じた売上計上が可能となったため、再エネソリューション事業の売上につき、前回業績予想の4,239百万円から5,534百万円、営業利益についても310百万円から870百万円に修正いたします。 なお、弊社グループの再エネソリューション事業については、現在、社会全体としてSDGsの達成や、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向けた取り組みが注目されており、太陽光発電の社会的ニーズが高まる中、今後も市場規模の成長が見込まれており、適時開示で発表させて頂いているとおり、大手企業からのソーラーシェアリング案件の受注が見込まれております。 今後は、当社においても株式会社エコ革と連携を強固にすることによって、当社の技術力等を駆使することによりシナジー効果を発揮させながらDX化、当社においても販売体制の強化に取り組み、販促活動行うこと等によって売上の拡大等シナジーを提供できるように見込んで取組んで参ります。 当社グループのITソリューション事業においてはクライアント企業の販売スケジュール見直しに伴う開発スケジュールの遅延等の理由により、売上高を前回業績予想の金額1,421百万円から974百万円、営業利益についても335百万円から36百万円に修正いたします。 一方でSaaS事業においては、新規契約アカウント数も堅調な成長をみせており、売上高を前回業績予想の金額145百万円から153百万円に修正、営業損失を168百万円から147百万円に修正いたします。 連結売上高、連結営業利益、連結経常利益が大幅増益となっているにも拘わらず親会社株主に帰属する当期純利益が減益となっているのは、当社の株式会社のエコ革の持分比率が34%であることから、再エネソリューション事業が34%の利益の取込に留まり、残りの66%の利益については非支配株主持分に343百万円(前回業績予想からの256百万円増)振り替る必要があるためです。 以上の影響により連結売上高、営業利益等については上記の予想となります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.08-01 | 4,521 | 521 | 412 | 116 | 6.9 | 0 | 2023-10-12 |
連結 |
| 新 23.08-01 | 5,377 | 803 | 691 | 45 | 2.7 | 0 | 2023-12-29 |
連結 |
| 修正率 | +18.9 | +54.1 | +67.7 | -61.2 | -61.2 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2024.01 | 5,807 | 455 | 269 | 111 | 6.6 | 0 | 2023-10-12 |
連結 |
| 新 2024.01 | 6,663 | 737 | 548 | 40 | 2.4 | 0 | 2023-12-29 |
連結 |
| 修正率 | +14.7 | +62.0 | 2.0倍 | -64.0 | -64.0 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.08-01 | 500 | 70 | 58 | 35 | 2.4 | 0 | 2023-03-15 |
連結 |
| 予 23.08-01 | 5,377 | 803 | 691 | 45 | 2.7 | 0 | 2023-12-29 |
連結 |
| 前年同期比 | 11倍 | 11倍 | 12倍 | +28.6 | +9.5 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022.01 | 789 | 60 | 61 | 81 | 5.6 | 0 | ー |
連結 |
| 2023.01 | 1,075 | 168 | 160 | 74 | 5.1 | 0 | 2023-03-15 |
連結 |
| 予 2024.01 | 6,663 | 737 | 548 | 40 | 2.4 | 0 | 2023-12-29 |
連結 |
| 前期比 | 6.2倍 | 4.4倍 | 3.4倍 | -45.9 | -54.1 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。