Arent、アクシスCなど直近IPO銘柄が高い、値動き軽く投資資金が流入
直近IPO銘柄が高い。28日に東証グロース市場に新規上場したArent<5254>がストップ高に買われたほか、同日に上場したアクシスコンサルティング<9344>も一時ストップ高となった。Arentは建設業界を中心としたDX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティング及びシステム開発会社。初値は公開価格を25%上回る1802円だった。上場初日は買い一巡後は売りに押され伸び悩んだが、上場2日目となるこの日は再び買いが優勢となっている。アクシスCはハイエンド人材領域における人材紹介及びスキルシェアの各サービスを展開。初値は公開価格を55%上回る3030円だった。同社株も上場初日は引けにかけ伸び悩んだが、この日は見直し買いが流入した。22日に東証スタンダード市場に上場したSHINKO<7120>も新高値に買われたほか、23日に東証グロース市場に上場したハルメクホールディングス<7119>も堅調。全体相場の物色の方向性に気迷い気分も漂うなか、新鮮味があり値動きの軽い直近IPO銘柄には買いが流入している。
株探ニュース